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Fate/Extra セイバー(ラニルート)クリア感想 ゲームシステムについて

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ネットであれこれ検索してみるとよく書いてあるけれど、そのとおりの死にゲー。

意外にもFateらしさはノベル部分ではなくゲームシステムで表現されているように感じた。


RPGと聞いてドラクエ的なものを想像していると衝撃を受ける。雰囲気は私はやったことがないのだけれど「ペルソナ」シリーズというゲームのほうに近いらしい。


このゲームでは冒頭で「理不尽な選択肢やデッドエンドがあるのでセーブデータは複数持ってください」という注意書きが出る。Fate/stay nightのイメージで選択肢によっていきなりデッドエンドは覚悟していたのものの、いざ初めて見ると選択肢でデッドエンドは数回程度しかなく、むしろアリーナの雑魚敵とのバトルで死にまくり。


バトルシステムは疑似じゃんけんなので、3回連続で攻撃が成功するとEXTRAターンとして追加攻撃が入る。これは自分も敵も同様。なので読みが外れて敵からEXTRAターンまでくらうと十分スタミナがあっても一気に死ぬ。

アリーナでの戦闘はレベル上げの為の作業でもあるので気を抜いてしまいやすい。イベントをこなしたり必要なアイテムを入手した後の単調なレベル上げ作業の戦闘でなんどもやらかした。ひどい時は3回連続くらいで。アリーナ(ダンジョン)内はセーブできないシステムになっているため30分くらいの努力が一瞬でとぶ。

アリーナや雑魚敵のデザインが単調で退屈なのもあいまって作業時間が飛ぶとかなり凹むのだが、この理不尽さかげんがどうにもFateらしく、これが狙ってやった演出だとしたらずいぶん心憎い。何度も何度も死んではやりなおしてゲームを進めていくあたりは実にFateで、これをノベルゲー的選択肢で演出するのだろうと思ったらゲームシステムのなかに組み込まれているなんて。


私はRPGと聞いたらドラクエやファイナルファンタジーをイメージするタイプでバトルよりは世界観に浸れるものを想像するのだけど、Fate/EXTRAはそういう感じではない。1回戦の行動期間が6日間と決まっていて、しかもアイテム探しや宝探し競争とか雑魚敵倒し競争などのミッションが指定されるので、フィールド内を自由に歩いて好きに敵と戦いを繰り返すことはできない。逆にその分だれない、飽きないようにストーリーが進むようにできている。その分常に緊張感を強いられながらバトルやストーリーをすすめることになる。ドラクエみたいなRPGではフィールドや街をだらだらと移動しながら気を抜いてプレイができるのでスキマ時間でも気が楽なのだがFate/EXTRAではそうはいかず。RPGというよりはアドベンチャーゲームといったほうがいいのかもしれない。


疑似じゃんけんのバトルシステムは慣れてくるとなかなかおもしろかった。

各ボス戦は毎回だいぶ工夫した。サーヴァントの特殊コマンド(スキル)とマスターの特殊コマンド(コードキャスト)各ターンにそれぞれ1回づつ。感覚的に状態異常の解除とHP回復が両立しない場合が多いので、赤セイバーの場合殺されても1度は生き返れるスキルを有効活用した。まずそれを使っておいてあと捨て身で攻撃用のスキル使いまくり短期決戦を狙う。


私はノーマルモードでレベル38、33時間くらいかけてクリアした。

クリア後にネットで他の人の感想を読んだらレベル40以上にしてる人が何人かいたけど、それはイージーモードにしてるのかな。イージーでもノーマルでも敵の強さは変わらない。イージーだとアリーナ内にHP・MP回復ポイントが設置される。これでレベル上げのやりやすさが変わるかもしれない。ゲーム内でアリーナに入れる回数が制限されているので1度アリーナに入ったら延々戦い続けないといけないのだがノーマルだと回復の為のコードキャストやアイテムの使用に限界があるので結局ある程度のレベルまでしか上げにくそうだ。

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