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炎上した「私が大好きなアニメを見れなくなった理由」について

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しばらく前にこんなのがネットで話題になりました。


「私が大好きなアニメを見れなくなった理由」まとめ

http://togetter.com/li/944943


これはいろいろツッコミどころがあって


・漫画ではさも女の子同士の話のように描いているけれど、実際には描いたのはオッサン

・どっちのいい分にも突っ込みどころがあるネタだけど、自分側をかわいく、相手側を醜く描いていて偏っている

・「批判はなにも生まない」という結論はこの漫画のストーリーから飛躍していて関係がない

・この漫画でバズッたのをネタに続編漫画をネットで販売しようとした


まあ悪い事ではありませんが、見てる側が気分が悪くなる流れではありました。


それはそうと、個人的にはやはり思う所があって

まず、他人になんといわれようが好きなものは好きなものだろ、という考えにのっとれば

人の意見なんか気にすんなで終わる話だし、

その友達とはもうそのアニメの話はするな、で終わりです。


ただし、これが友達付き合いというコミュニケーションの問題であれば話は別で、

映画を友達と観に行ったけど、自分と友達でテンションが合わず、しかも見た後の意見も合わなかった。

友達はとても気に食わなかったらしく文句が止まらなかった。

さてどうする。

友達をなだめてごまかすなり、その場で言い争うなりになるのでしょうが、

要はそのあとです。


楽しみにしていた友達との遊びが気分の悪いものに終わってしまった。

友達との価値観の違いも露呈してしまった。

これでお互い「アンタはアレ好きだねー私は嫌いだけどねー」ってあけすけに言い合ってそれでも付き合える友情こそ真、ソレ以外は不要!と言い切れれば素敵でしょうが、現実の友達関係でそんな理想はまず叶わないでしょう。


そのアニメを見返したときに、友達との関係が壊れたことを思い出してしまい、もう見られなくなるというのもわかります。

アニメや映画などの娯楽は友達とのコミュニケーションツールでもあるのですから。


これに対する対策として漫画の作者の飛躍した結論

「批判は何も生まない」

はまるっきり外れている。

友達付き合いに失敗した原因を「批判すること」になすり付けようとしているだけだ。


対策としては大好きすぎる作品をウカツに友達と観に行かない。お互いその作品の大ファンであっても観に行かない。

まず1人で気が済むまで観に行って、満足したら友達と「遊び」の一環として、友達との時間を大事にするつもりで観に行く、のがいいんじゃないか。

作品を楽しむ事と、友達付き合いを楽しむ事は多少分離して考えたほうがいいと思う。



件の漫画にたいしてはプロの漫画家の人がアンサー漫画を描いている。


『私が大好きなアニメを、さらに好きになった理由』

http://togetter.com/li/945501


ただこれはポイントがちょっとはずれていて、

このアンサー漫画では居酒屋で年上にマニアに絡まれた、ってことになってるが、

問題は「友達」と意見が合わなかったというところが重要なので、批判しても心が傷まない年上のマニア相手だと話が違ってしまう。


アニメを失うのか、友達を失うのかってところが悩ましいところなわけだからさ。

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